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Issue Vol. 4 — 「Japanese」という言葉を考える〜生きている日本文化とは何か〜
Gastronomy is Not About Haute Cuisine ヨーロッパで暮らすようになってから、「Japanese」という言葉の使われ方について考えるようになった。日本人が営む日本料理店や抹茶カフェへ行くと、「IKIGAI」「ZEN」「DO」「WABI-SABI」といった言葉を目にすることが多い。日本らしい器や空間、美しく整えられたインテリアとともに、それらは一つの「Japanese」という世界観として提示されている。 しかし、その光景を見るたびに、どこか引っかかるものがある。そこには日本を象徴する言葉は並んでいる。しかし、それらがどのような暮らしの中から生まれ、どのように今も生きているのかという文脈は見えにくい。おそらく、それは私自身が「禅」や「侘び寂び」を意識して生きてきたわけではないからだと思う。日本文化は展示される概念ではなく、今も日常の中で繰り返されている生活そのものではないだろうか。 海外では、「日本人は何教なのか」と尋ねられることがある。以前の私は、「特に宗教はない」と答えていた。しかし、日本の歴史を学び直すなかで、
読了時間: 5分


オランダで見つけた、日本の薬味文化
LOST IN TRANSLATION: LIFE OF A JAPANESE GIRL IN ITALY 先日、大学のStudy Tripでオランダに行ってきた。 その中で特に印象に残ったのが、世界中のミシュラン星付きレストランをはじめ、多くのトップシェフから支持されるオランダの企業「Koppert Cress」への訪問だった。マイクログリーンやエディブルフラワーなどを料理人向けに生産・販売する会社で、単に食材を届けるだけではなく、新しい料理の発想やインスピレーションを届けている。 現在は60種類ほどの商品を展開しており、すべて温室で管理され、数週間という短いサイクルで栽培されている。栽培環境を細かく調整することで、表現したい料理のイメージに合わせて、フレーバーや色合い、見た目まで設計することができる。 Sushi MixやSakura Mix、Cocktail Mixなど、シェフは表現したい料理のイメージに合わせてオーダーすることができる。大根や紫蘇のほか、オイスターやオレンジジュースのような味わいのもの、砂糖を加えず自然な甘みを与えられるス
読了時間: 3分


Japanese Cooking: A Simple Art
『Japanese Cooking: A Simple Art』は、日本料理を世界の高級料理へと押し上げた名著である。初版刊行当時、まだ「珍しい民族料理」とみなされていた日本食の価値を再定義し、その哲学と技法を体系的に紹介した。著者・辻静雄は、欧州で研鑽を積んだ料理研究家であり、料理の基礎と思想を丁寧かつ正確にまとめ、今なお新鮮さを失わない内容として高く評価されている。
読了時間: 1分


鉄板焼き ― 職人技と歴史に裏打ちされた “ライブクッキング” の文化
鉄板焼きは、シェフが目の前で料理を仕上げるライブ感が魅力の食文化。歴史や職人技、ステーキやBBQとの違いを解説し、五感で味わう体験の魅力を紹介。
読了時間: 2分


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