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「カレー」が辿ってきた道
LOST IN TRANSLATION: LIFE OF A JAPANESE GIRL IN ITALY 「インドには“curry”という料理はないんだよ。」 インド出身の友人がそう言った。その意味がすぐには理解できず、それまでカレーはインドの国民料理だと信じて疑わなかった私は、混乱してしまった。 南インド(タミル・ナードゥ州)出身の友人が作ってくれた、お母さんのフィッシュカレー! 日本人にとってカレーは、唐揚げやハンバーグと並ぶ、子供から大人まで好きな家庭料理である。「今日はカレー」と言えば、誰もが同じようなあの料理を思い浮かべる。 しかし彼女にとっては、「カレー」という一つの料理が存在すること自体が不思議なのだという。インドには、地域ごとに異なる名前を持ち、異なるスパイスを使う料理があり、調理法もさまざまだ。つまり、インドには、日本のカレーライスのように一定の姿を持った「カレー」という単一の料理があるわけではない。私たちが「カレー」と呼んでいるものは、多様な料理を外側からひとまとめにした呼び名でもあるのだ。 数日後、今度はマレーシア出身の友
読了時間: 6分


Japanese Cooking: A Simple Art
『Japanese Cooking: A Simple Art』は、日本料理を世界の高級料理へと押し上げた名著である。初版刊行当時、まだ「珍しい民族料理」とみなされていた日本食の価値を再定義し、その哲学と技法を体系的に紹介した。著者・辻静雄は、欧州で研鑽を積んだ料理研究家であり、料理の基礎と思想を丁寧かつ正確にまとめ、今なお新鮮さを失わない内容として高く評価されている。
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精進料理こそ、世界に誇る日本のヴィーガン文化
日本の精進料理は、動物性食品を使わない完全ヴィーガンの伝統食。素材の味を生かす哲学と五味五色五法、サステナブルな食文化を紹介します。
読了時間: 2分
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